---ようやく忘年会ラッシュが落ち着いてきました。明日仕事納めです。---
ゴン太は新しいもの好きですが、旅の場面ではどちらかというと古いものの方が
気になります。何十年、何百年も前からその場所(その時は”場所”でさえなかった
かもしれないけど)はそこに存在し、その上に道や建物が造られ、その層の
集まりが歴史そのものです。
前回紹介したように、目新しい近代的ビルが立ち並ぶ上海ですが、それを
基盤に生活する人の方が実際は少なくて、昔ながらの建物とそこで
逞しく生きる人々の生活が私には印象的でした。そこにはまるで新参者を
窮屈に思うような空気さえ感じえました。
下の写真は私にとって上海での印象的な風景です。
少し見にくいかもしれませんが、手前には古い家々が軒を連ねています。
そして、電信柱。それらと対照的な後ろのビル群。
集落の目の前を走る通りにはバスや車や自転車の渋滞。
上海の縮図を見ているようで心に残りました。
前回のネオ上海では黄浦江を渡りましたが、その河の手前にはこのように
租界時代の重厚な建物が並んでいます。(夜はライトアップされるので
前回の夜景にも映っています)
手前からサッスーンハウス(上海不動産王の本拠)、パレスホテル(ヴィクトリア・
ルネッサンス様式。上海で最初にエレベーターを備えた)、中国工商銀行、
奥が上海市対外貿易総公司(アヘン貿易から幅広い事業展開を行った
というイギリス商社の上海支店)。
この通りには「上海海関」という建物もあり、そこでは外国船の徴税事務を行った
のだとか。仕事柄ついつい気になる場所、このあたりではここに一番興奮
してしまいました^^;
ここからはオールド、というよりは現地での生活が体感できそうな”庶民”の上海です。
週末の買い物客であふれるショッピングモール、、というより市場。
建物の中には多くの店がぎゅうぎゅうに並びます。前回のショッピングモールの
とはそこに流れる音も空気も全く異なります。
お金を出しておいしいものを食べるのもいいけど、庶民の味にもかえりたい。
友人が連れて行ってくれたこの界隈はそのようなある意味”いつもの”お店が
たくさんあり、たこやき(日本のと若干違います)や焼き小龍包、SWEETS(また!)
ついつい手が出てしまいます。ここは観光客だけでなく、地元の若者にとっても
”いつも”の場所であるようです。こういうところにくると、上海の生活に
少し触れられたような気がします。生きている、という人々の熱気が伝わります。
近未来上海の主役は絢爛豪華なビル群ではなく、ここに生きる人々です。
ゴン太は新しいもの好きですが、旅の場面ではどちらかというと古いものの方が
気になります。何十年、何百年も前からその場所(その時は”場所”でさえなかった
かもしれないけど)はそこに存在し、その上に道や建物が造られ、その層の
集まりが歴史そのものです。
前回紹介したように、目新しい近代的ビルが立ち並ぶ上海ですが、それを
基盤に生活する人の方が実際は少なくて、昔ながらの建物とそこで
逞しく生きる人々の生活が私には印象的でした。そこにはまるで新参者を
窮屈に思うような空気さえ感じえました。
下の写真は私にとって上海での印象的な風景です。
少し見にくいかもしれませんが、手前には古い家々が軒を連ねています。
そして、電信柱。それらと対照的な後ろのビル群。
集落の目の前を走る通りにはバスや車や自転車の渋滞。
上海の縮図を見ているようで心に残りました。
前回のネオ上海では黄浦江を渡りましたが、その河の手前にはこのように
租界時代の重厚な建物が並んでいます。(夜はライトアップされるので
前回の夜景にも映っています)
手前からサッスーンハウス(上海不動産王の本拠)、パレスホテル(ヴィクトリア・
ルネッサンス様式。上海で最初にエレベーターを備えた)、中国工商銀行、
奥が上海市対外貿易総公司(アヘン貿易から幅広い事業展開を行った
というイギリス商社の上海支店)。
この通りには「上海海関」という建物もあり、そこでは外国船の徴税事務を行った
のだとか。仕事柄ついつい気になる場所、このあたりではここに一番興奮
してしまいました^^;
ここからはオールド、というよりは現地での生活が体感できそうな”庶民”の上海です。
週末の買い物客であふれるショッピングモール、、というより市場。
建物の中には多くの店がぎゅうぎゅうに並びます。前回のショッピングモールの
とはそこに流れる音も空気も全く異なります。
お金を出しておいしいものを食べるのもいいけど、庶民の味にもかえりたい。
友人が連れて行ってくれたこの界隈はそのようなある意味”いつもの”お店が
たくさんあり、たこやき(日本のと若干違います)や焼き小龍包、SWEETS(また!)
ついつい手が出てしまいます。ここは観光客だけでなく、地元の若者にとっても
”いつも”の場所であるようです。こういうところにくると、上海の生活に
少し触れられたような気がします。生きている、という人々の熱気が伝わります。
近未来上海の主役は絢爛豪華なビル群ではなく、ここに生きる人々です。
#
by gonta-maus
| 2007-12-27 23:25
| ゴン太が行く!