蒼穹の北京/第五章・万里の長城!復路
2007年 03月 21日
~前回の続き~
(photo by pecoryokoさん)
だんだん傾斜がきつくなることを呼吸と足で感じながらもようやく最後の
階段の前に立つ。(最後はもう階段になる)振り返れば眼下に見える足跡。
最後の急階段を上がり、そしてついに1番高い望楼付近(望楼底辺)に到着!
*ここでいう「1番」高いとは自分のスタートから見て1番高い、という意味です。
あまりの急角度に登ってきた階段も見えない。
このあたりは山登りの「ひとやすみ」的な平地になっており、更に奥に進むと・・・
そうだ!万里の長城は「山」ではない。「山」に築かれた道のようなものだ。
ここには終わりがない。左を見れば次なる城に向かって道が連なる。
右を見ても道が続く。私が辿ってきたルートがただひとつの道ではない。
逆にこちら側からあがってくる人もいる。そしてその山の向こうにも道が続く。
360度のパノラマと「万里」続く歴史の遺産に感極まる。(T∇T*)
万里の長城はスタートの定めもなければゴールのそれもない。
「万里」たる所以はそういうことか・・・
ならば自分で決めなければいけない。最初に定めたゴールまで
たどり着けたのでここで折り返そう。
もと来た階段降りようとふと横を見ると、人はまばらながらもまだ上にあがる階段が
あることに気付いた。先ほどは階段を上がりきった満足感でまっすぐ通りすぎて
しまっていたのだ。(しかもその階段の前にちょうど見張りの人がいて関係者以外
立ち入り禁止区域だと思ってた^^;)
階段を登ると望楼の中に。望楼に開く窓(?)から万里の長城を眺む。
これじゃあロミオも上がってこれないわ~~〃´△`)-3
下記は3枚目の写真と同じ道。眺める位置によって感動が再び・・・と共に
ああ、まだ道は続くのだと再実感。
ここがホントにほんとに1番高いところだと思ってたのに!やっぱり上には
上がある。こんなところで長城を登りきったと思う私、まるでお釈迦様の手の
まわりを必死でまわっている孫悟空のようだ。ヽ(+▽+)ノ・
でも、それでも大満足!友人が待っている下界(?)に引き返すぞ!(〃゚ー゚)/
「お~~い!ここまで登って来たよー!万里の長城最高です!!今から戻るよー」
眼下に広がる道のどこかにいるはずの友人に心の中で叫びながら手を振ってみる。
(あとで聞いたら友人はそんな私に気付き、手を振り返してくれていた!!)
ありがたいことに友人が撮影してくれた写真。ちょうど真ん中あたり、横から吹く
強風に耐えつつひとり黙々と降りている緑がゴン太です!
無事に友人とも合流!ヾ(⌒∇⌒彡☆彡☆⌒∇⌒)ツ
帰路に着く。
しみじみと心に感じる。”ああ、これがワンリーチャンチョン(万里長城)か・・・”
そこにはまるでその空気さえも悠久の歴史を飛び越えてきたような神秘
が宿っている気がした。
深々とした寒さが体を伝うも、それ以上に圧巻に沸く感動熱い復路だった。
=続く=
(photo by pecoryokoさん)
だんだん傾斜がきつくなることを呼吸と足で感じながらもようやく最後の
階段の前に立つ。(最後はもう階段になる)振り返れば眼下に見える足跡。
最後の急階段を上がり、そしてついに1番高い望楼付近(望楼底辺)に到着!
*ここでいう「1番」高いとは自分のスタートから見て1番高い、という意味です。
あまりの急角度に登ってきた階段も見えない。
このあたりは山登りの「ひとやすみ」的な平地になっており、更に奥に進むと・・・
そうだ!万里の長城は「山」ではない。「山」に築かれた道のようなものだ。
ここには終わりがない。左を見れば次なる城に向かって道が連なる。
右を見ても道が続く。私が辿ってきたルートがただひとつの道ではない。
逆にこちら側からあがってくる人もいる。そしてその山の向こうにも道が続く。
360度のパノラマと「万里」続く歴史の遺産に感極まる。(T∇T*)
万里の長城はスタートの定めもなければゴールのそれもない。
「万里」たる所以はそういうことか・・・
ならば自分で決めなければいけない。最初に定めたゴールまで
たどり着けたのでここで折り返そう。
もと来た階段降りようとふと横を見ると、人はまばらながらもまだ上にあがる階段が
あることに気付いた。先ほどは階段を上がりきった満足感でまっすぐ通りすぎて
しまっていたのだ。(しかもその階段の前にちょうど見張りの人がいて関係者以外
立ち入り禁止区域だと思ってた^^;)
階段を登ると望楼の中に。望楼に開く窓(?)から万里の長城を眺む。
これじゃあロミオも上がってこれないわ~~〃´△`)-3
下記は3枚目の写真と同じ道。眺める位置によって感動が再び・・・と共に
ああ、まだ道は続くのだと再実感。
ここがホントにほんとに1番高いところだと思ってたのに!やっぱり上には
上がある。こんなところで長城を登りきったと思う私、まるでお釈迦様の手の
まわりを必死でまわっている孫悟空のようだ。ヽ(+▽+)ノ・
でも、それでも大満足!友人が待っている下界(?)に引き返すぞ!(〃゚ー゚)/
「お~~い!ここまで登って来たよー!万里の長城最高です!!今から戻るよー」
眼下に広がる道のどこかにいるはずの友人に心の中で叫びながら手を振ってみる。
(あとで聞いたら友人はそんな私に気付き、手を振り返してくれていた!!)
ありがたいことに友人が撮影してくれた写真。ちょうど真ん中あたり、横から吹く
強風に耐えつつひとり黙々と降りている緑がゴン太です!
無事に友人とも合流!ヾ(⌒∇⌒彡☆彡☆⌒∇⌒)ツ
帰路に着く。
しみじみと心に感じる。”ああ、これがワンリーチャンチョン(万里長城)か・・・”
そこにはまるでその空気さえも悠久の歴史を飛び越えてきたような神秘
が宿っている気がした。
深々とした寒さが体を伝うも、それ以上に圧巻に沸く感動熱い復路だった。
=続く=
by gonta-maus
| 2007-03-21 00:31
| ゴン太が行く!