相方mausくん↑と綴るゴン太の日記。


by gonta-maus
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携帯電話イスラム風

中東諸国と仕事をしていると時差の他に気をつけなければならないことがあります。イスラム教に関するお休みです。イスラム教ではラマダン(断食)やハッジ(巡礼)など行う決まりがあり、その間は休暇で仕事はお休み、またラマダンやハッジが終わったあとも休暇明けといって、急にフルタイムで働くことなく、勤務時間が限られます。

一度休みが始まると短いときは5日間ほどで休暇明けする場合もありますが、長いと一週間、10日になることもあります。フルタイムで稼動するのは休暇明けの更にその先になりますので急ぎの仕事が予想される時はできるだけ休み前に現地(&現地の客)と話をつけておかなければなりません。

今月は中旬にハッジ休暇がありましたのでハッジについて書きたいと思います。

ハッジはイスラム教の聖地であるメッカ(@サウジ)へ巡礼することで、健康で金銭的に余裕のあるイスラム教徒は一生に一度は行わなければなりません。そして世界中のイスラム教徒が一日5回祈りを捧げる最も神聖なカーバ神殿の周りをまわって経典を手にし、アッラーの神に祈りを捧げるのです。

私はこれまでハッジというと皆が歩いてメッカに向かうと想像していました。(おそらく“カンタベリー物語“の影響かと思われます)しかし実際は飛行機を使ってびゅーんと飛んで行くんですね。先輩から聞いた話によると、ジェッダ(@サウジ)空港の隣の砂漠には、ハッジ期間中に、巨大なハッジターミナルというのが特別に開場するそうです。もちろんお客は一生にたった一回のメッカ訪問を控えた、興奮した方ばかり。飛行機の中から、感極まって泣くもの、アッラーにぶつぶつと訴えるもの、まっ裸になり純白の衣装に着替えるものいろいろだそうです。

更には今の時代、携帯電話で巡礼!というのもあるそうで。。。例えば夫だけがメッカに出向き、片手に経典、片手に携帯電話を持つ。大陸隔てた妻と携帯電話をつなぎながら神殿を歩き、電話口の向こうにいる妻と共にアッラーに祈りの言葉を唱え、巡礼完了、、、というわけ。デジカメで神殿や寺院を撮る巡礼者もいるらしいです。(帰ってパソコンの壁紙にでもするのかしら。)

世界には日本国民は皆ちょんまげなり~~~なんて思ってる人たちもまだたくさんいると聞きますが、、、時代が動いてるのは自分たちのまわりだけではない。近現代の進歩はイスラム教徒たちにも同じく流れているのですね。
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by gonta-maus | 2006-01-26 23:31 | ゴン太のOL日記