相方mausくん↑と綴るゴン太の日記。


by gonta-maus
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ルーツに出会う

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師走とはよく言ったもので、ゴン太もばたばた走っているここ最近です。

そんな中、15日は会社全体の忘年会が大手町サンケイブラザのホールで
開催されました。この忘年会は私自身も今まで二度幹事をやったことが
ありますが、会社の大きなイベントの一つです。
毎年忘年会では社長からの発表でサプライズがあり、今までオフィスが移転
することや、会社の利益が大きかった時は、ボーナスとは別に臨時賞与(商品券)
を全員に!と嬉しいお知らせがあったりしました。
今年は臨時ボーナスはなかったけど、またサプライズがありました。
それは初代社長と、前社長がこの忘年会に来て下さったことです。
私にはこのお二方にお会いできたのはとても嬉しいことでした。

初代社長は、ご高齢ですが、しっかりとした口調で、今の私たちの会社を立ち
上げることになったいきさつやどうやって人を集めたかなど、当時のことをお話
頂きました。まだオフィスもなく、倉庫みたいなところに事務所をおき、一番問題
だったのは人材の確保。立ち上げた当初は新卒で人を集めることがなかなか
できず、なんとか獲得できたのはたった5人。ちなみにそのうちの一人が今の
私の上司です。
今まで松下幸之助など、大手他社の話は聞いたりしていましたが、
自分の会社の誕生秘話を聞くのは初めてでとても興味深かったです。
私の会社はまだ出来て20数年と歴史は浅いですが、この人がいなかったら
今の私はここにはいないんだ、と思うとなんだか不思議な感じがしました。

そしてもう一人、社会人になる私に道を引いて下さった前社長。
この方は5代目にあたり、私が入社してから昨年までいらっしゃったので、
私にとってはとても印象深い方です。社会人になって初めて出会った「社長」。
いつもスーツをびしっと着てとてもダンディーでフレンドリーな方でした。
新人の頃、帰りのエレベーターでたまたま社長と一緒になった時、私は緊張
しながらも「きっと私のことなんてわからないんだろう・・・社員とさえも思われて
なかったりして」なんて思いながらも、会釈すると、社長は「山梨には帰ってるの?」
と話しかけて下さいました。私の名前はもちろん出身地まで覚えてて下さったの
です。社長はただ偉いだけで、社長室に閉じこもってるかゴルフに行ってるだけだ、
なんてドラマみたいなイメージを持っていた私にとって、とても嬉しい出来事でした。
社長はもちろん私の名前だけでなく何百人という社員全員の名前を覚えて
いらっしゃいました。毎年社員が増えてもそれは変わることはありませんでした。

歓談の時間が始まると、チームの上司と一緒に初代社長にご挨拶に行きました。
初代社長にすれば、自分が会社を立ち上げた時の新人が、今はチームの長と
なり、部下を連れている・・・初代社長はその時の流れに驚きながらも、とても
にこにこして、私たちにも「頑張って下さいね」と声をかけて下さいました。

また、前社長とはぜひお話をしたいと思い(社長だったから、といって敬遠するという
よりは、お話したいと思わせられる方です)先輩と会場をうろうろして、ようやくお話を
することができました。最初は覚えて下さっているか少し不安でしたが、
お会いした時はまるで旧友に会うかのように手を広げ、「○○さんじゃないか!」と
声をかけて下さいました。そして先輩や、私が入社した当時の上司と社長を囲み
ながら懐かしい話をしました。
社長は私の名前はもちろん、相変わらず出身地や出身大学まで覚えて下さってて
「君は僕が採用したんだよ、僕がまるをつけたんだからね」と茶目っ気たっぷりに
当時を振り返ってお話してくださり、「社員の数が増えてもう知らない人の方が
多いけど、君たちに会えて嬉しいよ」と言って下さいました。でも嬉しかったのは
私たちの方も同じでした。

思いがけず会社のルーツに触れられた貴重な夜でした。
会社や人にはいろいろな歴史があって、自分も少なからずそのどこかにかかわり、
バトンをつなぎあっていることを実感しました。
歴史的な財産がモノだけでなく人にこそあることを改めて思った一夜でした。
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by gonta-maus | 2006-12-17 00:33 | ゴン太のOL日記